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【季節のことば】大暑(たいしょ)|一年でいちばん暑いころ

こんにちは。

みなさん、「大暑(たいしょ)」ということばを聞いたことがありますか?

日本では、7月の終わりごろになると、とても暑い日が続きます。
そんな季節をあらわす言葉が「大暑(たいしょ)」です。

今日は、日本の季節のことば「大暑」について紹介します。


大暑って、いつ?

「大暑」は、二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつです。
二十四節気は、昔の人が太陽の動きを見て、1年を24の季節に分けたものです。

日本では今でも、天気予報やカレンダーで使われています。

「大暑」は、7月22日ごろから始まります。
2025年の大暑は、7月22日(月)〜8月6日(水)です。

名前のとおり、この時期は一年の中でいちばん暑くなるころです。
気温が35℃をこえる日もあります。


「大暑」の漢字の意味は?

「大暑」は漢字で「大きい(とても)+暑い」と書きます。
つまり、「とても暑い」という意味ですね。

日本語には、「大雨」「大雪」「大風」など、自然のようすをあらわす言葉がたくさんあります。
「大暑」もそのひとつです。


大暑のころにすることは?

🐟 土用の丑の日(どようのうしのひ)

大暑のころには、「土用の丑の日」という日があります。
この日は、うなぎを食べる習慣があります。

昔の人は、暑さに負けないように、栄養のある食べ物を食べて、夏を元気にすごそうと考えていました。
今でも多くの人が、うなぎを食べます。

🍉 夏のたのしみ

大暑のころには、夏のイベントもたくさんあります。

・花火大会(はなびたいかい)
・夏まつり
・盆踊り(ぼんおどり)

浴衣(ゆかた)を着て、かき氷を食べながら、友だちや家族とたのしむ人も多いです。


熱中症(ねっちゅうしょう)に気をつけて

大暑のころは、とても暑い日が続きます。
外で長い時間すごすと、熱中症になることがあります。

熱中症にならないように、

・こまめに水を飲む
・日かげやクーラーのあるところで休む
・汗をたくさんかいたら、塩や水分をしっかりとる

など、体のケアが大切です。


ことばで季節を感じよう

日本には、季節をあらわす美しいことばがたくさんあります。
「大暑」はそのひとつです。

毎日があついな…と思ったら、
「今日は大暑だからしかたないね」と言ってみてください。

季節のことばを知ると、日本の生活や文化がもっと楽しくなりますよ。


おぼえておきたいことば

ことば意味
大暑(たいしょ)とても暑い時期。二十四節気のひとつ。
二十四節気(にじゅうしせっき)昔の人が一年を24の季節に分けたもの。
土用の丑の日(どようのうしのひ)夏にうなぎを食べて、元気になる日のこと。
熱中症(ねっちゅうしょう)暑さで体の調子がわるくなること。
夏バテ(なつばて)暑くて、からだがつかれたり、食欲がなくなること。

みなさんの国の「いちばん暑い時期」はいつですか?
また、暑いときに食べるたべものや、気をつけていることがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね!

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