新学期がスタートし、新しい教材を使って教え始めたという日本語教師の方が多いのではないでしょうか。
チームティーチングで教える日本語学校や専門学校の日本語科などでは、クラスごとに教材が選定され、その教材で教えなければなりません。
また、毎回クラスが変わると新しい教材で教えるということが多いです。
プライベートレッスンで教えている方も、新規レッスンで、初めて新しい教材を使って教えるという方もいると思います。
みなさんは、新しいクラスや生徒さんに教えることになったら、まず、どんなことをしますか。
それは、「教材分析」と「コースデザイン」です。
いい授業をするためには、「教材分析」と「コースデザイン」が大切です。
そこで、今回はいい授業をするためには、「教材分析」と「コースデザイン」
をするための日本語教師におすすめの本をご紹介したいと思います。
新たなレッスンが始まる前にすること
日本語学校や専門学校の日本語学科などのほとんどのところでは、レベル別に教材、進め方などコースデザインが決まっています。
決められたレールの上をひたすら走っていくので教材知識があまりない経験浅い駆け出しの日本語教師でも比較的教えやすいです。
しかし、プライベートレッスンではそうは行きません。
プライベートレッスンとなると、誰もコースデザインも教材選定も教え方も教えてくれません。
駆け出しだろうがベテランだろうが、何もかも全て自分で考えなければならないので想像以上に大変なんです。
そして、大変なのがそれぞれのクライアントに合わせてカスタマイズしたコースデザインをしなければなりません。
日本語学校のように1つだけの教材を何人もの全てのクライアントに使うということはありません。
「じゃ、どうやって教えるの?」
そう疑問に思っている方が多いのではないでしょうか?
プライベートレッスンでは、一人ひとりのクライアントのニーズやレベルに合わせて教材選定をし、レッスンを行うのです。
たとえ、教えるクライアントのレベルが皆同じであっても、国籍も母国語もニーズも性格も違うのでそれぞれ最適な教材選定をしてレッスンを行う必要があるのです。
私は、フリーランスになって、プライベートレッスンが多くなりました。
フリーランスになって、非常に役立ったのが「教材分析」です。
駆け出し当時から新刊など今は使わなくてもいつか使うかもしれないと日本語教材は教材分析を続けています。
それは「継続したレッスンをするため」でもあります。
レッスン代を安くするだけでは継続したレッスンはできないでしょう。
日本語学校や専門学校の日本語学科ではほとんどのところでは、
レベル別に教材、進め方などコースデザインが決まっています。
決められたレールの上をひたすら走っていくので教材知識があまりない経験浅い駆け出しの日本語教師でも
比較的教えやすいです。
しかし、プライベートレッスンではそうは行きません。
プライベートレッスンとなると、誰もコースデザインも教材選定も教え方も教えてくれません。
駆け出しだろうがベテランだろうが、
何もかも全て自分で考えなければならないので想像以上に大変なんです。
そして、大変なのがそれぞれのクライアントに合わせてカスタマイズしたコースデザインをしなければなりません。
日本語学校のように1つだけの教材を何人もの全てのクライアントに使うということはありません。
じゃ、どうやって教えるの?
そう疑問に思っている方が多いのではないでしょうか?
プライベートレッスンでは、一人ひとりのクライアントのニーズやレベルに合わせて教材選定をし、レッスンを行うのです。
たとえ、教えるクライアントのレベルが皆同じであっても、国籍も母国語もニーズも性格も違うのでそれぞれ最適な教材選定をしてレッスンを行う必要があるのです。
たとえ、教えるクライアントのレベルが皆同じであっても、国籍も母国語もニーズも性格も違うのでそれぞれ最適な教材選定をしてレッスンを行う必要があるのです。
教材分析は何のため?なぜ教材分析が必要なの?
それは、「継続したレッスンをするため」でもあります。
レッスン代を安くするだけでは継続したレッスンはできないでしょう。
日本語学校や専門学校などで教えている日本語教師には、決められたスケジュールのもとでスケジュールをこなすのに精一杯という日本語教師の方も少なくないようです。
また、チームティーチングでは、自分の担当するスケジュールの部分のみ文法の分析や語彙の意味を調べたり練習問題を考えたりということをしている方が多いようです。
しかし、新しい教材を教え始め、
「なかなかうまく授業ができない」
「思うように授業ができない」などとお悩みの方も少なくありません。
私も駆け出し時代、日本語学校や語学スクールなどで自分の担当部分のみ 指導すべき文法などの分析授業準備などを行っていました。
新しい教材をし始めた頃は思うように授業ができませんでした。
しかし、プライベートレッスンや専門学校、企業研修などをすることになってから、
今まで気づかなかった大切な事に気づきました。
それは「教材分析」が甘かったということでした。
プライベートレッスンや企業研修や専門学校などでは、基本的に一人の講師が担当してコースデザインをしなければなりません。
日本語学校のように決められた教科書を毎回毎回繰り返し教えるということができないことが多いです。
そのため、自分で教材選定をしなければならないのです。
それぞれの学習者のレベルやニーズにあったレッスンにするためには日頃からの教材研究が必要です。
プライベートレッスンや企業研修や専門学校などで教え始めてからというもの、教材分析の大切さを痛感しています。
そして、近年では、 教材開発にも携わっています。
新たな教材を作成する前にも、様々な市販教材の教材分析が欠かせません。
そこで、 私が教材分析のために参考にした本を紹介します。
日本語教師必読!教材分析のためのおすすめ本はこれ!
分かりやすく教材分析の方法が細かく丁寧に説明されているので、
日本語を教え始めた駆け出しの方々にもお勧めです。
またベテランの日本語教師の方にも 学び直しとしておすすめの一冊です。
教科書の分析を通して授業の在り方を是非考えていただけたらと思います。