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「防災の日」ってなぁに?何をするの?

「防災の日」ってなぁに?



1923年9月1日に、“関東大震災”というとても大きな地震がありました。

この地震では、たくさんの家が壊れ、多くの人が怪我をしたり亡くなってしまいました。

そんな恐しい大地震のことを忘れずに、いつ来るか分からない地震に備えて、

安全に避難したり助け合えるよう練習したりして、みんなで災害や避難訓練について確認し合おうと 、

“防災の日”ができました。



防災の日は毎年9月1日とされています。

また、防災の日を含めた9月は防災月間です。

また9月1日を含む一週間を防災週間と定めて、国や都、市区町村などと連携して行事や訓練が行われています。

お家でも防災グッズの準備や点検を行い、防災の意識を高める日でもあります。


災害ってなぁに?

日本は地震、台風、大雨が多いです。

災害には様々な種類があります。

もし今、地震が起きたら、みなさんはどうしますか?

「緊急地震速報」が出たら?


地震が起こりそうな時に、日本では「緊急地震速報」でテレビやみなさんが使っている携帯電話に

地震が来るかもしれないと知らせてくれます。

その後に大きな地震がくるかもしれないので、自分の安全を守ってください。

地震が起きたら?〈家や建物の中にいるとき〉

もし、家や建物の中にいたときに地震が起きたらどうしますか?

すぐに逃げてはいけません!

まずは慌てずに、落ち着きましょう。

そして、じょうぶな机の下に入り、揺れがおさまるまで待ちましょう。

料理をしてたらすぐに火を消しましょう!
ストーブを使っていたらすぐに火を消しましょう。

エレベーターに乗っていたら、1番近い階を押して、階段で逃げましょう。
地震のとき、エレベーターは止まってしまうかもしれないので、階段から逃げます。



地震が起きたら?家の外にいるとき

外にいるときに地震にあったら、どうしますか?

ビルや建物の近くは何か落ちてくるかもしれません。

また、壁、自動販売機の近くにいると、倒れてくるかもしれないので危険です。

ビルや建物、ブロックの壁、自動販売機などから遠くへ逃げましょう。

できるだけ広い場所へ逃げてください。



海や川の近くにいる人は津波が来るかもしれません。

川の近くは洪水になるかもしれません。

危ないですから、できるだけ遠くに逃げてください。

海の近くの人はできるだけ高いところへ逃げてください。

地震のあとも気をつけよう!

地震のあとも注意しましょう。

地震のあとも弱い地震が何度も来るかもしれません。

建物が壊れたり、危ないですから、注意が必要です。

揺れがおさまったら、避難所へ行きましょう。

みんな知ってる?災害の時のお約束!「おかしもち」ってなぁに?

みなさんは「おかしもち」を知っていますか。

日本の保育園、幼稚園、小学校、中学校などでは毎年、防災の日の避難訓練で、

「おかしもち」を習います。


これは大きな地震や津波、火事など災害が起きた時に、慌てないようにするための災害の時の約束事です。

海外にいるみなさんも、日本にいる皆さんもみなさんもこれを覚えて、災害に備えましょう。

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